アマゾン 米の「キャッシュレス」店で現金も 批判踏まえ

アメリカのアマゾン・ドット・コムは、自動的にクレジットカードで決済を行う「キャッシュレス」の無人のコンビニを全米に拡大していますが、低所得者や移民など、現金しか持たない人が利用できないという批判を踏まえて現金も使えるようにすることになりました。
アマゾン・ドット・コムは、西海岸のシアトルやサンフランシスコなどアメリカの大都市で無人のコンビニを10店舗営業し、さらに広げる計画です。

利用者は、専用のアプリを入れたスマートフォンを駅の自動改札のような機械にかざして店に入り、棚から商品を取り出してそのまま外に出ると、あらかじめ登録したクレジットカードで決済されます。

これについて、低所得者や移民などクレジットカードを作れず、現金しか持たない人が利用できないという批判が強まっていました。

これを踏まえてアマゾンは10日、「現金を受け入れられるよう、準備している」というコメントを発表し、準備が整いしだい、現金も使えるようにするとしています。

現金を使わない、いわゆる「キャッシュレス」決済をめぐっては、東部のフィラデルフィア市が現金しか持たない人に不利になってはならないとして、全米で初めて、キャッシュレス決済だけの店舗を認めない条例をことし7月から施行するなど、最新技術を使える人と使えない人の格差に関心が集まっています。