史上最年少のプロ入りを前に 囲碁の仲邑菫さん両親が会見

史上最年少のプロ入りを前に 囲碁の仲邑菫さん両親が会見
来月、史上最年少の10歳で囲碁のプロ棋士になる大阪市の小学4年生、仲邑菫さんの両親が、娘のプロ入りを前に記者会見し、「世界で戦える棋士になってほしい」などと思いを語りました。
仲邑菫さん(10)は、中国や韓国勢に対抗できるトップ棋士を育てようと、日本棋院が新たに設けた推薦枠に選ばれ、来月、史上最年少の10歳0か月でプロ棋士となります。

娘のプロ入りを前に25日、父親でプロ棋士の仲邑信也九段が、妻の幸さんとともに記者会見し、「最年少のプロ入りが目標だったのでうれしいですが、実力的に足りないところもあり、心配も多いです。まずは1勝してほしいです」と現在の心境を語りました。

菫さんは3歳で囲碁を始め、2人が開いている囲碁教室で年上の子どもに混じって対局するようになったということで、幸さんは「最初はテクニックは教えず、石取りゲームで石をうまく取ったら褒めるようにしました。対局でも、勝たせて褒めることを繰り返しました」と話していました。

7歳の時から囲碁の強豪国・韓国の道場に定期的に通って修行したことについて、仲邑九段は「今後、娘が世界で頑張っていくなら、努力をしなければいけないし、日本ではそうした環境は難しいので、韓国での勉強を決めました」と話しました。

また、菫さんの強みについて、仲邑九段は「大人のように負けをこわがって手が縮こまることがないので、ガンガンと打つおもしろい碁だと思います。世界で戦える棋士になってほしい」と思いを語っていました。

一方、妻の幸さんも「人生も棋士生活もまだまだ長いので、囲碁が好きという気持ちを大事に、楽しみながら上を目指してほしいです」と話していました。