島根で採取の岩石 25億年前のものと判明 日本最古

島根で採取の岩石 25億年前のものと判明 日本最古
広島大学の研究グループは、島根県津和野町で採取した岩石を分析した結果、およそ25億年前にマグマが固まってできたもので、国内で年代が確認されているものの中で最も古い岩石だと発表しました。日本列島の成り立ちを考えるうえで貴重な資料として注目されています。
各地の地層を調べている広島大学大学院理学研究科の早坂康隆准教授らの研究グループは、おととし、島根県津和野町の2つの地区でむき出しになっていた岩から岩石を採取し成分を分析しました。

その結果、いずれも、およそ25億年前に地球内部のマグマが外側の地殻に入り込んで固まってものだったことが分かったということです。

岩石は、マグマが固まったものや砂や石が積もってできたものなどさまざまな種類がありますが、今回見つかった岩石は、昭和45年に岐阜県七宗町で見つかったおよそ20億年前の石よりさらに5億年程度さかのぼり、国内で確認されている岩石の中で最も古いということです。

研究グループでは、岩石は、日本列島がアジア大陸と陸続きだった時代のものとみられ、その後の日本列島の成り立ちを考えるうえで貴重な資料として注目されるとしています。

この岩石はことし5月にも、島根県津和野町で一般に公開されるということです。