京都 市バス混雑緩和へ 観光客乗り場を分離の試み

京都市は、観光名所近くのバス停での混雑を緩和するため、観光客が多く利用する路線の乗り場を別に設ける試みを始めました。
京都市内では、観光客の増加に伴ってバス停やバスの車内が混雑し、通勤や通学、買い物などで利用する地元の住民から改善を求める声が高まっています。

24日は、多くの観光客でにぎわう京都市北区の世界遺産、金閣寺の前にあるバス停で、観光客が多く利用する路線バスの乗り場をふだんの乗り場から80メートル離れた別の場所に設ける試みが行われました。

対象となったのは京都御所や二条城などに向かう路線で、京都市交通局の職員たちが、案内板を持って声をかけながら、乗り場に誘導していました。

このバス停では、大型連休と秋の観光シーズンにも今回のような別の乗り場が設けられる予定で、京都市交通局は、乗り場を分けることで乗り降りがスムーズになり、混雑の緩和につながるとしています。

京都市交通局の依田智明運輸課担当課長は「乗る場所を分けることで混雑を減らし、バス全体の利便性を向上させていきたい」と話しています。