北アルプス唐松岳 相次ぐ滑落 残る男性1人救助できず

北アルプス唐松岳 相次ぐ滑落 残る男性1人救助できず
北アルプスの唐松岳では、23日、別々に登山をしていた3人が相次いで滑落する事故が起き、2人が救助されましたが、残る男性1人は、悪天候のため24日も救助できませんでした。警察によりますと男性とは連絡が取れ、けがもないということで、25日も救助活動を続けることにしています。
北アルプスの唐松岳では、23日、標高およそ2500メートルの山頂付近で別々に登山をしていた大阪高槻市の35歳の女性、京都市の30歳の男性、東京江戸川区の50歳の男性の3人が、それぞれ登山道から滑落しました。

このうち、23日夜までに大阪の35歳の女性と京都の30歳の男性は救助隊によって救助され、いずれも軽いけがをしているものの命に別状はないということです。

一方、東京の50歳の男性については、長野県警などが24日も朝から捜索に当たりましたが現場は雪のため視界が悪く救助できませんでした。

警察によりますと、この男性とは携帯電話を通じて連絡が取れていてけがもなく、雪山の斜面に横穴を掘りビバークをしているということで25日も救助活動を続けることにしています。

警察によりますと唐松岳の現場付近では、ことしに入って23日までに遭難事故が13件相次いでいて、警察は登山者に対し天候や積雪などの状況を確認し、安全を確保して行動するよう呼びかけています。