復興のシンボル 五輪聖火台 移設の記念式典 宮城 石巻

復興のシンボル 五輪聖火台 移設の記念式典 宮城 石巻
復興のシンボルとして宮城県石巻市に貸し出されているオリンピックの聖火台が、ことし5月に岩手県に移設されることを受けた記念の式典が石巻市の運動公園で開かれました。
1964年の東京オリンピックで聖火がともされた旧国立競技場の聖火台は現在、東日本大震災からの復興のシンボルとして石巻市総合運動公園に設置されていて、ことし5月に岩手県に移設される予定です。

これを受けた記念の式典が運動公園で開かれ、アテネオリンピック男子ハンマー投げの金メダリスト室伏広治さんが、地元の子どもたちと一緒に聖火台に石巻での最後の火をともしました。

このあと、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「大事に預かってくれたことと、真心を込めたお見送りに心から感謝します」とあいさつしました。

そしてスポーツ少年団の小学6年生、渥美瀬花さんがスポーツ大会のたびに聖火がともされたことを受けて、「聖火台のもとでたくさんの思い出をつくることができました」とお礼を述べました。

また、たびたび東北の被災地を訪れて復興を支援している人気男性デュオ「ゆず」が、アテネ大会のNHKのテーマソング「栄光の架橋」を歌い上げて、集まった人たちにエールを送りました。

訪れた地元の女性は「火がともっているのを見て、希望や力が湧いてきました。来年の東京オリンピックが楽しみです」と話していました。