旧築地市場 解体後の部材を一部保存へ 東京都

旧築地市場 解体後の部材を一部保存へ 東京都
東京都は、旧築地市場の解体した建物の鉄骨などを歴史的な資料として保存したうえで、公開を含めた活用方法を検討することになりました。
東京 中央区にある旧築地市場は、去年10月に83年の歴史に幕を閉じ、解体工事が進められていますが、東京都はこの建物に歴史的な価値があるとして、解体した鉄骨などの一部の部材を保存する考えです。

具体的には、昭和初期に建設された旧築地市場の水産仲卸売り場の建物のうち、特徴的なデザインが高く評価されていた扇形の屋根を支える鉄骨や、本館入り口の扉などの保存を検討しているということです。

旧築地市場の跡地は、来年の東京オリンピック・パラリンピックで、選手などの輸送拠点として活用されたあと、再開発が行われる計画のため、都が保存した部材を公開する場合は場所や時期をどのようにするかが課題となります。

旧築地市場をめぐっては、建設の際の図面や以前撮影された市場での取り引きの映像など、歴史を伝える資料がほかにも残されていることから、都は、こうした資料と合わせて部材を公開することを含め、活用方法を検討していきたいとしています。