児童虐待防止法案 早期成立目指し与野党間で調整へ

児童虐待防止法案 早期成立目指し与野党間で調整へ
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児童虐待の防止策を強化するため、政府は、体罰の禁止などを盛り込んだ法律の改正案を国会に提出し、与党側は早期に成立させたい考えです。一方、野党側は、児童福祉司の増員などを明記した独自の法案を提出する方針で、今後、与野党の間で調整が行われる見通しです。
政府は19日、閣議で、親による体罰を禁止するほか、児童相談所に弁護士や医師の配置を義務づけるなどとした児童虐待防止法などの改正案を決定し、国会に提出しました。

自民党の森山国会対策委員長は「法案の1日も早い成立を目指すことが大事で、与野党のいろいろなチャンネルを通じて協議したい」と述べました。

与党側は、野党側の理解も得て早期に成立させたい考えです。

一方、立憲民主党の辻元国会対策委員長は「政府の対応は遅いが、与野党を超えて、よい議論ができればと思う」と述べました。

野党側は、児童福祉司の増員などを明記した独自の法案を提出する方針で、今後、与野党の間で協議に向けた調整が行われる見通しです。

一方、新年度予算案をめぐっては、参議院予算委員会で25日に安倍総理大臣らに出席を求めて集中審議が行われることになりました。

与党側は、翌26日にも予算案を採決して成立させたい考えなのに対し、野党側は、十分な審議を行うよう求めていて、与野党の調整が本格化する見通しです。