JOC竹田会長 退任不可避に 焦点は進退判断の時期

JOC竹田会長 退任不可避に 焦点は進退判断の時期
JOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長が東京オリンピックの招致をめぐる贈賄に関与した疑いでフランスの司法当局から調査を受けている問題は竹田会長の退任が避けられない情勢となっています。こうした中で会長がみずからの進退をいつ判断するかが焦点となっています。
竹田会長をめぐっては東京大会の招致の過程で招致委員会のトップとして贈賄の疑いが持ち上がり、去年12月からフランスの裁判所が裁判を開くかどうかを審査する「予審手続き」を進めています。

竹田会長は一貫して潔白を主張していますがIOC=国際オリンピック委員会が東京大会へのリスクを強く懸念していることなどから国内外から進退を問われ、JOC会長の退任は避けられない情勢となっています。

竹田会長の退任の時期について大会の関係者からはIOCの意向も踏まえ東京大会への影響を最小限に抑えるために速やかな辞任を促す意見が相次いでいます。

一方でJOC側からはこの時期の辞任は贈賄を認めたという誤ったメッセージを発しかねないなどとして6月の任期満了で退任すべきだという意見が出ています。

こうした意見を踏まえ竹田会長がみずからの進退をいつ判断するかが焦点となっています。

山下常務理事「最後は会長が決断」

JOCの常務理事を務める山下泰裕選手強化本部長は15日夕方、報道陣の取材に応じました。

この中で、報道陣からの「竹田さんが退任するのではないかという話があり、後任として山下さんの名前が上がっているが」という質問に対して、「そういう話が出てきているということは知っている。ただ仮定の話には一切コメントできない」と答えました。

そのうえで、選手強化本部長という立場で竹田会長を全力で支えるのかを問われ、「そういう一部の立場だけで物事を見たら、選手強化本部長も辞めたほうがいいと思っている。全体を見たうえでさまざまな意見、内部や外部の人が自分の思いを伝えたうえで、最後は会長が決断される」と述べました。