自民 大阪市長選に柳本顕氏の擁立決定 ダブル選の構図固まる

自民 大阪市長選に柳本顕氏の擁立決定 ダブル選の構図固まる
来月行われる大阪府知事と大阪市長のダブル選挙で、自民党は、市長選挙に元大阪市議会議員の柳本顕氏を擁立することを決めました。これによって、2つの選挙で、いわゆる「大阪都構想」の実現を目指す大阪維新の会と、これに反対する自民党などが対決する構図が固まりました。
「大阪都構想」の実現に向け、大阪維新の会の代表を務める大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は、選挙で改めて民意の後押しを得たいとして、先週、辞職願を提出し、統一地方選挙前半の来月7日に行われる市長選挙には松井氏が、知事選挙には吉村氏が立候補することにしています。

これに対し、自民党大阪府連は15日、市長選挙に元大阪市議会議員の柳本顕氏を擁立することを決め、党本部で二階幹事長に報告しました。

このあと、安倍総理大臣とも面会した柳本氏は、記者団に対し、「大阪に安定的な政治を取り戻す決意だ。大阪都構想には反対で、今回の戦いをもって終止符を打つ決意で臨んでいきたい」と述べました。

柳本氏は45歳。平成11年から27年まで大阪市議会議員を務め、4年前に行われた「大阪都構想」の是非を問う住民投票では、反対運動を中心となって進めました。

自民党は、すでに知事選挙には元大阪府副知事の小西禎一氏を擁立することを決めていて、2つの選挙で大阪維新の会に批判的な勢力を結集させるため、公明党などに支援を要請しています。

これによって、来月行われる大阪府知事と大阪市長のダブル選挙では、「大阪都構想」の実現を目指す大阪維新の会と、これに反対する自民党などが対決する構図が固まり、構想の是非をめぐって激しい選挙戦が繰り広げられる見通しです。