上野動物園で「ニホンライチョウ」初公開

上野動物園で「ニホンライチョウ」初公開
国の特別天然記念物で、人工繁殖が進められている「ニホンライチョウ」が、東京の上野動物園で15日から初めて一般公開されています。
「ニホンライチョウ」は近い将来、野生での絶滅の危険性が高いと指摘されていて、上野動物園では4年前から人工繁殖に取り組んでいます。

これまでは一般に公開されていませんでしたが繁殖技術が向上したことから、ニホンライチョウに関心を持ってもらおうと15日から一般公開が始まりました。

公開されたのは上野動物園で飼育されている6羽のうちオスの1羽で、温度が10度に保たれた飼育スペースで展示されていて、訪れた人たちが羽づくろいする姿を撮影するなどしていました。

公開時間は当面、午前10時から正午までの2時間で、動物園では状況を見ながら時間を順次、延長していくことにしています。

人工繁殖が進められているニホンライチョウをめぐっては、上野動物園のほかにも長野県や栃木県などの4か所で、16日にかけて一般公開が始まるということです。

上野動物園でニホンライチョウを担当する宇野なつみ飼育員は「繊細な生き物で、ここまで育てるのは大変でした。苦労を乗り越えてきょうを迎えられたのはうれしいです。多くの人に見てもらいたいです」と話していました。