人工透析中止 ほかに非導入の患者17人 離脱4人 公立福生病院

人工透析中止 ほかに非導入の患者17人 離脱4人 公立福生病院
東京の公立福生病院で女性患者の人工透析が中止され、およそ1週間後に死亡した問題で、病院が東京都の検査に対し、この女性のほかに、平成25年4月以降、この病院で人工透析を行わない「非導入」の患者が17人、途中で中止する「離脱」の患者が4人いて、いずれもその後、死亡したと説明していることが関係者への取材で分かりました。
この問題は、去年8月、東京・福生市の公立福生病院で、腎臓病を患っていた44歳の女性の人工透析の治療が中止され、女性は、およそ1週間後に死亡したもので、都は病院に立ち入り検査を行って詳しい状況を調べています。

関係者によりますと、病院はこれまでの都の検査に対して44歳の女性のほかに、平成25年4月以降、この病院で人工透析を行わない「非導入」の患者が17人、途中で中止する「離脱」の患者が4人いて、いずれの患者もその後、死亡したと説明しているということです。

日本透析医学会のガイドラインでは、人工透析を中止するのは、回復の見込みがない終末期の患者が事前に意思を表明し、全身の状態が極めて悪くなった場合などに認められるとしています。

都は、患者のカルテを調べるなどして、終末期だったかどうかや、ガイドラインに沿って意思確認を行ったかどうか、それに、ほかにも死亡した患者がいないかなど、引き続き詳しい状況を調べています。