ピエール瀧容疑者 自宅から丸めた韓国紙幣 吸引に使用か

ピエール瀧容疑者 自宅から丸めた韓国紙幣 吸引に使用か
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俳優やミュージシャンとして活動しているピエール瀧容疑者がコカインを使用したとして逮捕された事件で、自宅からコカインを吸引するのに使ったとみられる丸めた韓国の紙幣が見つかったことが捜査関係者への取材で分かりました。厚生労働省の麻薬取締部はコカインを使用していた詳しい状況を調べています。
ピエール瀧、本名 瀧正則容疑者(51)はコカインを使用したとして麻薬取締法違反の疑いで12日、厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されました。

違法薬物を使用しているという情報を基に自宅などを捜索し、尿検査を行ったところ陽性反応が出たということで、調べに対して容疑を認めているということです。

これまでのところ自宅からコカインは見つかっていませんが、部屋の中から丸められた韓国のウォン紙幣が見つかったことが捜査関係者への取材で分かりました。

コカインを使用する場合、粉末状のものを鼻から吸引するケースが多く、紙幣などを細く丸めてストロー状にして吸い込む方法が知られています。

麻薬取締部はコカインの吸引にこの紙幣を使っていたとみて、付着物を鑑定するなど捜査を進めています。

民放レギュラー番組放送休止

ピエール瀧容疑者が逮捕されたことを受けて、静岡朝日テレビは、15日未明に放送が予定されていたバラエティー番組「ピエール瀧のしょんないTV」の放送を休止するとホームページで発表しました。

来週以降の放送については現在協議中だということです。

静岡朝日テレビによりますと、静岡県出身の瀧容疑者が県内のさまざまな場所を巡る番組で、平成25年1月から毎週放送され、静岡県以外でも全国13の放送局などで放送されているということです。

「電気グルーヴ」ツアー真っ最中

ピエール瀧容疑者は、自身のバンド「電気グルーヴ」の30周年コンサートツアーの真っ最中で、今月2日から福岡や岡山、それに大阪などを回っていました。

15日から2日間は、東京 お台場にある「Zepp Tokyo」での公演が予定されていましたが、コンサートの主催者側は、逮捕を受けていずれも中止とすると発表しました。

主催者側によりますと、チケットはすべて払い戻しするとしています。

ピエール瀧容疑者のものとみられるインスタグラムでは、3日前の投稿で、「ツアー移動日。暇を持て余したので、岡山城&後楽園をヘラヘラしながら散策」などという文章とともに、城をバックに撮影した写真を掲載していました。

「衝撃的すぎ」「つらい」ネットに驚きの声

ピエール瀧容疑者の逮捕を受けてインターネット上でも驚きの声が多数上がっています。

「ちょっと衝撃的すぎて言葉がでない」
「電気グルーヴを聞いて育ったけん本当に辛いな」
「かなり渋い演技で好きだったのになあ」
などと逮捕に衝撃を受けた人たちの声が相次いでいます。

また
「電気グルーヴのツアー中止なるんかな」
「いだてんどうなるの!?」
「アナ雪のオラフの声優変わるのかな?」
といった瀧容疑者が関わるコンサートやドラマ、映画などへの影響を心配する声も数多くあります。

容疑者歌う「まるちゃんの静岡音頭」自粛

静岡市出身のピエール瀧容疑者は去年8月に亡くなった漫画家、さくらももこさんの詞に曲を付けた踊り「まるちゃんの静岡音頭」の歌い手を務めています。

逮捕を受けて静岡市は容疑者が歌っている動画を市のホームページから削除したほか、庁舎のエレベーター内で流している分についても停止するなど、音源の使用を全面的に自粛する措置をとりました。

また今月27日に市民向けに開催する予定だった「まるちゃんの静岡音頭」の講習会についても中止を決めたということです。

静岡市の広報担当者は「突然のことで驚きました。この踊りへの市民の認知度が高まっていて、さらに広めたいと考えていただけに残念です。さくらももこさんの人脈の中で作曲や歌い手を集めてもらってできあがったものなので、込められた思いをくんで、埋もれさせず引き続き広めていきたい。歌手の変更については捜査の状況を見ながら検討したい」としています。

広告取りやめの動き

ピエール瀧容疑者が逮捕されたことを受けて、企業の間では広告を取りやめる動きが出ています。

このうち大手住宅設備メーカーのLIXILは3年前の平成28年の8月から起用していて、最近は窓の新商品のコマーシャルを放送していました。

しかし逮捕を受けて13日、テレビコマーシャルの放送とともにホームページ上で公開していたコマーシャル動画の掲載も取りやめたということです。

契約期間はことし8月まで残っているということで、会社では今後、契約の解除についても検討するとしています。LIXILは「誠に遺憾で、影響についても確認を進めている」と話しています。

大手飲料メーカーのサントリーホールディングスも、5年前の平成26年1月からウイスキーのテレビコマーシャルなどに起用してきました。

最近では会社のホームページ上でコマーシャル動画を掲載していましたが、13日、掲載を取りやめたということです。

契約期間はまだ残っているということですが、サントリーは「逮捕された内容が事実であれば、重大な問題だと捉えていて、厳正に対応したい」としています