小学生の軟式野球 投手の球数 1日70球に制限へ

小学生の軟式野球 投手の球数 1日70球に制限へ
野球をする小学生が投げすぎによって肩やひじを痛めないよう、全日本軟式野球連盟は、ことしの全国大会からピッチャーの1日の投球数を70球までに制限することを決めました。
これは、14日に京都市で開かれた全日本軟式野球連盟の評議員会で決まりました。それによりますと、ことし8月に神宮球場などで行われる小学生の軟式野球の全国大会から、ピッチャーの1日の投球数を70球に制限するということです。

全日本軟式野球連盟によりますと、ここ5年間の全国大会での各チームの投球数は1試合平均100球程度で、1人のピッチャーが最後まで投げ抜いた試合が全体の53%に上っていて、連盟は球数制限の導入によって投げすぎを未然に防ぐ効果があるとしています。

一方、競技者数の減少などで複数のピッチャーをすぐに育成することが難しいチームもあるという意見が出たため、地方大会では球数制限の導入を猶予し、来年までに取り入れることにしました。

連盟は、ことし8月の全国大会でデータを取って検証したうえで、球数制限を中学生や女子野球にも広げていきたいとしています。

全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は「日本の野球界を担う子どもたちをケガから守るのは待ったなしの状況だ。指導者も勝つことだけを考えるのではなく、子どもの体を守るという意識を持ってもらいたい」と話していました。