ジャパンディスプレイ 5期連続赤字も スマホ事業不振

ジャパンディスプレイ 5期連続赤字も スマホ事業不振
経営再建中の液晶パネルメーカー「ジャパンディスプレイ」の月崎義幸社長は、14日の決算発表で、主力のスマートフォン向けの事業の不振で今年度の決算は5年連続の最終赤字に陥る可能性があるという認識を示しました。
ジャパンディスプレイが発表した去年4月から12月までの決算によりますと、売り上げは4653億円と、前の年の同じ時期と比べて17.7%減少し、最終損益は108億円の赤字となりました。

これは、液晶パネルの受注の多くを依存してきたアップルのiPhoneが、中国の消費減速などで最新機種の販売が伸び悩み、受注が当初の見込みよりも落ち込んだことが大きな要因です。

これを受けて、今年度の営業損益を200億円を超える赤字に下方修正しました。

会見で月崎義幸社長は「売り上げが大きく落ち込み、かなり厳しい状況で赤字を覚悟せざるをえない」と述べ、具体的な数字は示さなかったものの、最終損益も5年連続の最終赤字の可能性があるという認識を示しました。

そのうえで「さらなる構造改革を検討中だ」と述べ、経営の再建に向けて他社との提携に向けた交渉を進めるとともに、経営の合理化策を追加で行う考えを明らかにしました。