リニア談合事件 大成建設・鹿島建設と元幹部が無罪主張

リニア談合事件 大成建設・鹿島建設と元幹部が無罪主張
k10011814961_201902141809_201902141812.mp4
リニア中央新幹線の駅の新設工事をめぐる談合事件で、独占禁止法違反の罪に問われている大手ゼネコン4社のうち、大成建設と鹿島建設の法人2社とそれぞれの社の元幹部2人の初公判が開かれ、いずれも無罪を主張しました。
大成建設の常務執行役員だった大川孝被告(68)と鹿島建設の土木営業本部・専任部長だった大澤一郎被告(61)、それに法人としての2社は、平成26年から翌年にかけてJR東海が発注したリニア中央新幹線の駅の新設工事の入札で、事前に受注業者を決めるなど談合をしていたとして、独占禁止法違反の罪に問われています。

14日東京地方裁判所で開かれた初公判で、大成建設の大川元常務は「他社との間で工事の受注などについて決めたことはない」と述べたほか、鹿島建設の大澤元専任部長も「JR東海は、実質的にあらかじめ受注業者を決めていた」と述べて、法人2社とともに無罪を主張しました。

これに対して検察は、「大川元常務は、JR側が価格競争を迫ってくることが予想されるとして、大澤元専任部長などを話し合いに誘った。飲食店に毎月集まり、大手ゼネコン4社が希望する工事の一覧表を作り、受注を調整していた」と談合のいきさつについて指摘しました。

この事件では、同じ罪に問われた大林組と清水建設は罪を認め、すでに罰金の有罪判決が確定しています。

一方、大成建設と鹿島建設の2人は、去年3月に東京地検特捜部に逮捕されてから容疑を否認し、12月に保釈されるまで、291日間にわたって勾留されていました。