ルノー会長がきょう訪日 日産社長らと会談へ 関係修復目指すか

ルノー会長がきょう訪日 日産社長らと会談へ 関係修復目指すか
ルノーのスナール会長が14日から日本を訪れ日産自動車の西川廣人社長ら経営陣と会談します。カルロス・ゴーン前会長をめぐる事件の後、立場の違いが出ている両社の関係の修復を目指すと見られます。
ゴーン前会長の後任として先月ルノーの会長に就任したスナール氏は、日産がことし4月に開く臨時の株主総会で日産の新しい取締役に選任される見通しです。

これを前に、14日から日本を訪れ日産の西川社長ら経営陣と、順次会談することにしています。

会談について西川社長は、12日の記者会見で「両社の間で信頼関係のもとでコミュニケーションを取って日々の業務を安定させるのがいちばんの課題だ。まずはそれに注力する」と述べています。

一連の会談ではゴーン前会長をめぐる事件の後、日産の会長人事などで立場の違いが出ている両社の関係の修復を目指すと見られます。

また今回の来日では、三菱自動車工業の益子修CEOも交えて経営トップ3人が初めて直接会談を行う方向です。

ルノー側のアライアンスの責任者であるスナール会長が、3社のグループ運営に関してどのような意向を示すのか注目されます。

スナール会長「会談の機会得られうれしい」

ルノーのスナール会長は、日本時間の14日未明、日本に向かう飛行機に乗るためパリ近郊の空港に姿を見せました。

そしてNHKなどの取材に対し「日産や三菱自動車との会談のために行く。この機会が得られてうれしく思っている」と述べました。

スナール会長はこのあと、笑顔を見せながら手荷物検査場に向かっていきました。

西川社長「責任持って将来のこと話したい」

日産自動車の西川廣人社長はルノーのスナール会長との会談についてけさ、記者団に対し「私の後ろにはルノー以外の株主やお客様、従業員といったステークホルダーがいるので、お互いに責任を持って将来のことを話していきたい。いろいろなテーマがある」と述べました。