東京都 子どもへの虐待防止で独自の条例案

東京都 子どもへの虐待防止で独自の条例案
児童虐待で子どもが犠牲になる事件が相次ぐ中、東京都は、子どもへの虐待を防止するため、保護者に対し子どもへの体罰を禁止することなどを盛り込んだ都独自の条例案を、今月20日に開会する都議会に提出することになりました。
これは、13日開かれた都議会の議会運営委員会で都側が説明しました。

今回の条例は去年、目黒区で当時5歳の女の子が両親から虐待を受けて死亡した事件など、後を絶たない児童虐待から子どもを守るため、都が制定を目指しています。

条例案には、保護者の責務として、子どもへの体罰やしつけの際の暴力や暴言などを禁止すること、それに妊婦健診や乳幼児健診の受診を努力義務とすることなどが盛り込まれています。

また児童相談所が虐待の通告や相談を受けて子どもの安全を確認する場合は、警察との間で必要な情報を共有し、援助を求めることもできるとしています。

この条例案は、都の新年度予算案などとともに今月20日に開会する都議会の定例会に提出され、審議が行われます。

都は条例案が可決・成立した場合、ことし4月1日から施行する考えで、保護者の責務として子どもへの体罰禁止を盛り込んだ条例の制定は、都道府県では初めてになるということです。