10の言語を同時に聞き分け 新技術を電機メーカーが開発

10の言語を同時に聞き分け 新技術を電機メーカーが開発
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最大で10の言語の音声を同時に認識できる技術を大手電機メーカーが開発しました。複数の言語をAI=人工知能が聞き分ける技術は世界で初めてだということです。
この技術は三菱電機が開発し、都内で開かれた発表会では、日本語と英語をAIが同時に認識するデモンストレーションが披露されました。

利用者がマイクに日本語で「中国料理を食べたい」と話すのと同時に、別の人が英語で「お土産を買いたい」と話しかけると、ディスプレーの地図にそれぞれの店舗の情報と行き方が2つの言語で瞬時に表示されました。

この技術では、AIが単語や声の特徴などからそれぞれの内容を認識し、最大で10の言語を同時に聞き分けられるということです。

複数の言語に同時に対応できる技術は、世界で初めてだということで、三菱電機では、実用化に向けて、認識する技術の精度を高めていきたいとしています。

三菱電機リサーチラボラトリーズの研究員の堀貴明さんは「観光案内所で同時に多くの言語に対応できるようになれば、順番を待たなくてもよくなる。レンタカーのカーナビであらかじめ言語を設定しなくても対応できるようにするなど、新しい活用方法を考えていきたい」と話しています。