東福岡高校 ボクシング部監督 競技経験満たない生徒出場させる

東福岡高校 ボクシング部監督 競技経験満たない生徒出場させる
全国でも強豪として知られる福岡市の東福岡高校のボクシング部の監督が、去年秋の新人大会で競技経験が出場資格に満たない1年生を出場させていたことが分かりました。学校は生徒や保護者を裏切る重大な問題だとして監督を解任しました。
東福岡高校によりますと、去年11月の福岡県の高校ボクシングの新人大会で、出場には競技経験が8か月以上必要なルールにもかかわらず、40代の男性監督が、競技経験が8か月に満たない1年生6人について、8か月以上の経験があるとうその記載をした証明書を提出し、出場登録をしていたということです。

大会中に「試合内容が未熟で出場資格を満たさない部員がいるのではないか」という指摘があったことから、福岡県ボクシング連盟が調査し、明らかになりました。

大会には6人の1年生のうち、実際に3人が出場し、このうちの1人が試合後に「少し頭が痛い」と訴えて会場で医師の診察を受けましたが、異常はなかったということです。

学校は大会途中に出場を辞退したうえで監督を解任し、教員としても無期限の謹慎処分としました。また日本ボクシング連盟も監督を厳重注意処分としました。

この監督は、平成17年に体育の教員として採用されて平成20年から監督を務め、全国大会の団体戦で2連覇の実績を挙げていて、学校の調査に対して「試合に出して経験を積ませたかった」と認めているということです。

東福岡高校は「命に関わる危険なスポーツでルールを破って出場させたことは、生徒や保護者を裏切る重大な問題だ。今後、教員として戻すつもりはなく、再発防止に取り組んでいきたい」としています。