工場のタンクに作業員2人転落 周辺で一時有毒の硫化水素発生

工場のタンクに作業員2人転落 周辺で一時有毒の硫化水素発生
k10011813221_201902131308_201902131309.mp4
13日午前、大阪 和泉市の工場で、薬品が入ったタンクに作業員の男性2人が転落する事故があり、2人は救助されましたが、いずれも意識不明の重体だということです。この事故で硫化水素が発生したことから、警察と消防が一時、付近の住民などに注意を呼びかけましたが、現在は検出されていないということです。
13日午前9時前、大阪 和泉市伯太町のカーペット製造工場で、従業員から「作業員がタンクに落ちた」と消防に通報がありました。

消防が駆けつけたところ、カーペットののり付けに使われる薬品が入った高さ8メートルのタンクの中に作業員の男性2人が転落していて、タンクから薬品を抜きおよそ4時間後に2人を救助しましたが、いずれも意識不明の重体だということです。

事故のあと、タンクの周辺で有毒な硫化水素が検出されたため、警察と消防が一時、付近の住民などに窓を閉めて外出を控えるよう呼びかけましたが、現在は検出されていないということです。

警察が転落した詳しい状況を調べています。

「今までなかったことで怖い」

規制線の外で自転車に乗っていた80歳の男性は「こんなことは今までになかったので驚いたし、怖いです。危険な物質を取り扱うところはしっかりしてほしい」と話していました。

子どもたちの縄跳び大会中止も

現場の近くに住む主婦は「子どもたちの縄跳び大会があったので小学校に向かったらこの騒ぎで中止になりました。学校の窓は閉められ外に出ないよう呼びかけもあったし、先生たちは大変そうでした。外に干していた洗濯物にも有害物質が付いていないか不安です」と話していました。

また、30代の男性は「周りに小学校や保育園があり、自分自身も小学2年生の子どもがいるので下校の時などが心配です。原因がわからないだけに工場には早急に対応してほしいです」と話していました。