アメリカ はしか感染拡大 ことしの患者100人超に

アメリカ はしか感染拡大 ことしの患者100人超に
アメリカでは、はしかの感染が広がっていて、ことしに入って以降、確認された患者は100人を超えました。患者のほとんどはワクチンを接種していなかったということで、CDC=疾病対策センターは、ワクチンの接種を呼びかけています。
CDCによりますと、アメリカでことし報告されたはしかの患者は、今月7日までで101人とすでに100人を超えています。

感染は、東部ニューヨーク州や西部ワシントン州など、10の州で報告され、患者のほとんどはワクチンを接種していなかったということです。

はしかは、発熱や、全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、空気感染するため感染力が強く、乳幼児は重症になる場合があるほか、妊婦が感染すると流産や早産のおそれがあります。

アメリカでは、ワクチン接種の広がりとともに患者は減少し、2000年にはCDCが撲滅を宣言したほか、2016年にはWHO=世界保健機関が南北アメリカについて土着のウイルスによる感染がない「排除状態」になったと認定しました。

しかし、ワクチンに拒否感を示す一部の人たちや、宗教上の理由などでワクチンを接種しない人たちの間で感染は続いていて、2014年には667人、去年には372人の患者が報告されています。

CDCは、感染の拡大を防ぐためにワクチンの接種を呼びかけています。