駿河湾のサクラエビ漁 今春はほぼ例年どおり実施へ 静岡

駿河湾のサクラエビ漁 今春はほぼ例年どおり実施へ 静岡
駿河湾特産のサクラエビ漁は、記録的な不漁で去年の秋は中止になりましたが、静岡県の漁業組合は、漁に適したサイズが増えてきたなどとして、ことしの春はほぼ例年どおりの期間で実施することを決めました。
駿河湾特産のサクラエビは去年の秋の漁で、体長35ミリ以下の漁に適さない子どものエビが大半を占める状況が続き、漁を中止する異例の事態となりました。

静岡県桜えび漁業組合は、その後、資源調査を続け、例年3月下旬から行う春の漁ができるかどうか判断するため、サクラエビの大きさや色などを調べていました。

組合によりますと、12日、漁業者の会合で春の漁の対応を協議した結果、これまでの調査で大きなサクラエビも少しずつ出てきていることや、観光や地域経済への影響を考慮し、期間をほぼ例年どおりの来月24日から6月5日までとして実施することを決めたということです。

そのうえで、今後も資源調査を続け、船の数を自主的に制限することなどを含め、漁に出る場合の条件を協議するということです。

静岡県桜えび漁業組合の實石正則副組合長は「静岡の大きな財産であるサクラエビという資源を回復させることを念頭に置きながら、注意深く操業していきたい」と話していました。