中国 月面基地の建設へ 調査方針示す

中国 月面基地の建設へ 調査方針示す
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中国の無人の月面探査機が世界で初めて月の裏側で探査を始めたことを受けて中国政府が会見し、意義を強調するとともに今後、月面基地の建設に向けて調査を進める方針を示しました。
中国の無人の月面探査機「嫦娥4号」は今月3日、世界で初めて月の裏側に着陸し、搭載していた探査車の「玉兎2号」を月面に降ろして地質構造や資源などを調査しています。

これについて国家宇宙局の呉艶華副局長が14日、北京で会見し、「歴史上初めて月の裏側に着陸し探査を行っている」と述べて意義を強調しました。また、ことしの年末ごろに新たに「嫦娥5号」を打ち上げ、月の岩石などのサンプルを地球に持ち帰るほか、今後も継続して探査機を打ち上げ、月の南極などで探査を進めていくと強調しました。

そして、将来的に打ち上げる予定の「嫦娥8号」では「各国と共同で月面基地を作るために初期段階の探査を行う」と述べ、各国が検討している月の基地の建設に向けた調査を国際的に協力して進めていく姿勢を示しました。

月の探査をめぐっては、アメリカもトランプ大統領が月を周回する軌道に宇宙開発のための新たな拠点を作るよう、おととし12月に指示しています。