衝突事故の「にっぽん丸」 運輸安全委が立ち入り調査

衝突事故の「にっぽん丸」 運輸安全委が立ち入り調査
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商船三井客船が運航する大型クルーズ船、「にっぽん丸」がグアムの港で衝突事故を起こし、船長からアルコールが検出されたことを受け、運輸安全委員会が船の立ち入り調査をしました。
先月30日の夜、グアムの港を出発する際に桟橋に衝突する事故を起こしたにっぽん丸は、14日正午ごろ横浜市にある造船所に戻ってきました。

事故のあと船長が現地当局の検査を受けたところ、呼気に換算すると日本の法令の基準を超える1リットル当たり0.15ミリグラム以上のアルコールが検出され、船長は「気持ちを落ち着かせるため事故のあとに酒を飲んだ」と話しているということです。

運輸安全委員会は社会的影響が大きいとして、事故に至った詳しい経緯を調べていて、船が日本に戻ってきたのに合わせて14日午後、船への立ち入り調査を行いました。

船の損傷状況や運航記録を確認し、船の右側の後方に幅4メートル、高さ2メートルほどの大きな穴が空いていたほか、左側の後方にも穴が空いていたということです。

今後、船員から話を聞いて、飲酒と事故との関連についても調べることにしています。

運輸安全委員会の新保一彦船舶事故調査官は「後方の穴を見るとそれなりのスピードで衝突した印象だ。飲酒のタイミングなど事故に至った経緯をしっかり調べたい」と話していました。