「元のふるさとに戻れるように」 豪雨被害の坂町で成人式 広島

「元のふるさとに戻れるように」 豪雨被害の坂町で成人式 広島
去年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた、広島県坂町で成人式が行われ、新成人たちが復興に向けた決意を新たにしました。
式には、ことし新成人になった143人のうち、およそ120人が出席しました。

坂町では、西日本豪雨による土砂崩れや関連死で17人が亡くなっていて、初めに全員で黙とうをささげました。

吉田隆行町長が祝辞を述べ「町の本格的な復興には皆さんのような若い力が必要だ。『頑張ろう、坂』を掛け声に一丸となろう」と呼びかけました。
新成人を代表して田坂陸さんが誓いのことばを述べ、「これからは一社会人として、自分の行動に責任や自覚を持ちたい」と復興への決意を新たにしていました。

坂町では今も、土砂などの撤去が終わらない地域があり、660人以上が仮設住宅などでの生活を余儀なくされています。

式のあと、薬剤師を目指しているという男性は「豪雨の際は、友人たちがボランティアで助けに来てくれました。自分も将来は地域のために役に立ちたい」と話していました。

実家が浸水の被害を受けた女性は「早く元の坂町に戻るよう頑張っていきたい」と話していました。