米政府機関の一部閉鎖 過去最長の22日目に突入

米政府機関の一部閉鎖 過去最長の22日目に突入
アメリカで国境の壁の建設をめぐるトランプ大統領と野党・民主党の対立が続き、政府機関の一部閉鎖は過去最長の22日目に入りました。国民生活への影響も広がる中、政治の混乱への国民の不満も高まっています。
アメリカではメキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐりトランプ大統領と野党・民主党が対立して新たな予算が成立せず、先月22日から政府機関の一部閉鎖が続いています。

トランプ大統領は11日、ホワイトハウスで開いた会合で壁は必要だと改めて強調したうえで、閉鎖を解除するためにも壁の建設費を含む予算を認めるよう民主党側に譲歩を求めました。

これに対し民主党は政府の閉鎖を取り引きに使っていると批判し、双方ともに妥協点を見いだせていない状況で、政府機関の一部閉鎖は12日、過去最長の22日目に入りました。

22日間の閉鎖は1995年から翌年にかけて記録した21日間を超えて過去最長です。

閉鎖の長期化で政府の職員への給与の支払いが滞っているほか、空港での保安検査態勢が縮小されるなど国民生活にも徐々に影響が広がっています。

アメリカの公共ラジオNPRが11日に公表した世論調査では、トランプ政権と民主党ともに閉鎖の解消に向けた取り組みが不十分だと答えた人が全体の50%近くに上っていて、事態打開の糸口を見いだせない政治の混乱への国民の不満が高まっています。