講書始 ノーベル賞本庶佑特別教授らが両陛下に講義

講書始 ノーベル賞本庶佑特別教授らが両陛下に講義
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天皇皇后両陛下が年の初めにさまざまな分野の研究者から講義を受けられる「講書始」が皇居で行われました。
講書始は、皇居 宮殿の「松の間」で行われ、両陛下は皇族方や学術関係者らとともに3人の研究者から講義を受けられました。

皇太子妃の雅子さまはかぜの症状があるため出席を控えられました。

はじめに民俗学が専門で国際日本文化研究センターの小松和彦所長が、日本の妖怪文化は時代とともに娯楽的な側面が強まり、世界の国々と比較しても視覚や造形芸術の面で特筆しうるものだと述べました。

続いて東京大学の江頭憲治郎名誉教授が、ここ数年、日本で進むコーポレート・ガバナンスの改革は影響がまだ明確でなく、終身雇用が原則の日本では特殊な制約もあると論じました。

最後に去年のノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の本庶佑特別教授が、免疫の力を利用したがんの治療法を確立した経緯を説明し、治療の進歩によりがんが征圧されることを願っていると述べました。

講義は1時間近くにわたり、両陛下や皇族方は研究の成果に熱心に耳を傾けられていました。