医師の働き方改革案 きょう提示へ 厚労省

医師の働き方改革案 きょう提示へ 厚労省
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医師の働き方改革について、厚生労働省は医師が不足している病院などは例外として、時間外労働の上限を年間で1900時間から2000時間まで大幅に緩和する案を、11日の専門家会議で提示します。患者への影響を考慮した措置ですが、「長時間労働を防げない」という批判が出ることも予想されます。
医師の働き方改革は、患者への影響が大きいため、ほかの労働者とは切り分けて議論が進められていて、厚生労働省は休日や夜間などの時間外労働の上限について検討を進めてきました。

その結果、医師不足の病院などは例外として、年間で1900時間から2000時間、月の平均に換算して160時間ほどまで認めるとする案を、11日に開かれる専門家会議で提示することになりました。
これは過労死ラインとされる月平均80時間のおよそ2倍に当たります。

例外は16年後の2035年度まで認め、その代わりに医師の健康を守るため、仕事を終えてから次の勤務まで9時間の休息を確保し、連続して勤務できる時間を28時間までにするとしています。

例外に含まれない一般の医師については、ほかの職種の労働者と同じ水準の年間960時間を上限とする方針です。

厚生労働省はことし3月末までに規制案をまとめ、5年後の2024年度から適用する予定ですが、例外で上限を大幅に緩和することについて、「長時間労働を防げない」という批判が出ることも予想されます。