「恵方巻」 農水省が需要に見合う販売を業界団体に呼びかけ

「恵方巻」 農水省が需要に見合う販売を業界団体に呼びかけ
来月の節分に向けて「恵方巻」の販売が本格化するのを前に、農林水産省は、売れ残った「恵方巻」が大量に廃棄される問題が話題となったことなどから、コンビニエンスストアやスーパーの業界団体に対し、需要に見合った販売をするよう初めて文書で通知することになりました。
「恵方巻」は、節分の日にその年、縁起がいい方角「恵方」に向かって食べると福が訪れるとされ、クリスマスのケーキやバレンタインデーのチョコレートなどと同様に、スーパーやコンビニなどでは、最近、毎年この時期に合わせて、「恵方巻」の販売を大々的に展開するようになりました。

しかし、売れ残った「恵方巻」が大量に廃棄される問題がSNSで話題となるなど、過熱する販売競争に懸念も出ています。

このため農林水産省は、恵方巻の販売が本格化するのを控えて、スーパーやコンビニエンスストアなどが加盟する7つの業界団体に対し、消費者の需要に見合う販売を行って、食品の廃棄を減らすよう求める文書を通知することになりました。

文書の中では、恵方巻の大量生産をやめる方針を消費者にチラシで理解を呼びかけて、廃棄量を削減した兵庫県内のスーパーの事例も紹介されています。

農林水産省が、恵方巻の廃棄をめぐってこうした文書を出すのは初めてです。農林水産省は「少しでも食品廃棄物を減らして、環境に優しい取り組みを企業に求めたい」としています。