航空機の電動化で米と協力強化へ 経済産業省

航空機の電動化で米と協力強化へ 経済産業省
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自動車に加えて、航空機でも電動化の動きが進んでいることから、経済産業省は、近く、アメリカの「ボーイング」と連携し、この分野への日本メーカーの参入を促すなど、新たな産業の拡大を目指す方針を固めました。
関係者によりますと、経済産業省は、来週にもアメリカの「ボーイング」と、航空機の電動化や自動化技術の開発を進めるため、協力を強化する覚書を交わす予定です。

世界的に温室効果ガスの排出削減が求められる中、大手航空機メーカー各社は、2020年代にもエンジンとモーターを併用するハイブリッド型の旅客機の実用化を目指すなど、航空機の分野でも電動化の開発が進んでいます。

こうした中で経済産業省は、蓄電池やモーターなどの電動化技術や、機体の軽量化につながる素材の技術を持つ日本のメーカーをボーイングに紹介するほか、技術開発に補助金を支給するなど必要な支援を行うことにしています。これによって、日本の企業がこの分野の事業に参入する機会を増やし、新たな産業の拡大を図りたい考えです。

また、経済産業省としては、アメリカを代表する大手企業と協力を強めることで、今後行われる日米の貿易交渉の円滑化につなげたい思惑もあるとみられます。