「地球を救え」温暖化対策訴えデモ COP24会場周辺

「地球を救え」温暖化対策訴えデモ COP24会場周辺
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ポーランドで開かれている地球温暖化対策の会議「COP24」の会場周辺で大規模なデモ行進が行われ、参加者は交渉を行っている各国に対し温暖化対策の強化を訴えました。
「COP24」で各国は、2020年以降の温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の実行に必要なルールの採択を目指していますが、これまでの交渉では、先進国と発展途上国の取り組みにどこまで差をつけるのかや資金支援などをめぐり、先進国と途上国の意見の隔たりが埋まっていません。

8日、会場周辺で大規模なデモ行進が行われ、アメリカやインドなど世界各地から集まった市民たちが参加しました。

参加した人たちは時計が描かれたプラカードなどを持って「残された時間は少ない」「地球を救え」などと叫び、各国に温暖化対策を強化するよう訴えました。

パリ協定では世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べ1.5度に抑える努力をするとされていますが、国連の専門機関は、各国が掲げている温室効果ガスの削減目標ではこれを達成できないと指摘する報告書を公表しています。

オーストリアの20代の女性は「私たちの危機感を各国の代表に伝え、交渉を加速させるために参加した」と話していました。

デモ行進には、「ブラジルのトランプ氏」とも呼ばれ、温暖化対策に後ろ向きだとされるブラジルの次期大統領、ボルソナロ氏を模した高さ3mほどの人形も登場しました。

人形を作ったアメリカの50代の女性は「ボルソナロ氏は温暖化対策を進めるうえで危険な存在だ」と話していました。