ケリー首席補佐官 年末辞任へ トランプ政権内で存在感低下

ケリー首席補佐官 年末辞任へ トランプ政権内で存在感低下
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アメリカのトランプ大統領は政権の要のケリー大統領首席補佐官が年末までに辞任することを明らかにしました。
トランプ大統領は8日、ホワイトハウスで記者団に「ケリー大統領首席補佐官は年末に辞任するだろう。彼はすばらしい男だ」と述べ、ケリー大統領首席補佐官が年末までに辞任すると明らかにしました。

後任の人事は「近く発表するだろう」と述べ、すでに後任の首席補佐官の人選が進んでいることも明らかにしました。

アメリカのメディアは、後任の首席補佐官の有力な候補として、ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏の名前を挙げています。

ケリー首席補佐官は海兵隊の元大将で、トランプ政権の発足当時は国土安全保障長官を務めていましたが、去年7月、ホワイトハウス内の対立によって事実上更迭されたプリーバス氏に代わって政権の要である大統領首席補佐官に起用されました。

しかし、ことし6月に行われた米朝首脳会談に向けた北朝鮮側との調整で主導的な役割を果たしてきたポンペイオ国務長官などと比べ、政権の中での存在感は低下し、辞任の可能性がたびたび報じられてきました。

また、ことし9月に発売された著名なジャーナリストによる暴露本では、ケリー氏が自身のポストについて「最悪の仕事だ」と周囲に漏らしていたというエピソードが描かれ、ケリー氏は否定したものの、大統領に対する不信感や不満を募らせていたとも伝えられていました。

トランプ大統領は11月の中間選挙の翌日にセッションズ司法長官を解任したほか、不法移民対策などを担当するニールセン国土安全保障長官の交代なども取り沙汰されています。