潜水艦に女性起用へ 唯一の「男職場」消滅 なり手不足で海自

潜水艦に女性起用へ 唯一の「男職場」消滅 なり手不足で海自
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海上自衛隊は、少子化などの影響でなり手不足が課題となっているため、現場の部隊で唯一男性だけを対象としてきた潜水艦の乗組員に女性を起用することになりました。
潜水艦は艦艇の中でも特にスペースが狭く、プライバシーの確保が難しいことなどから、海上自衛隊の現場部隊で唯一、男性隊員だけを乗組員としてきました。

しかし海上自衛隊では、少子化などを背景に現場自衛官の採用数が計画の8割ほどにとどまるなど、なり手不足が課題になっていることから、潜水艦の乗組員に女性隊員を起用することになりました。

2023年度から本格化する計画で、海上自衛隊は「おやしお型」の潜水艦3隻を来年度から順次改修して女性専用の区画を設けるなど、プライバシーの確保に配慮することにしています。

また潜水艦1隻当たりの女性隊員の数は定員のおよそ1割にあたる6人にする計画で、部隊での教育や潜水艦に乗り込んでの実習などを積んで準備を進めることにしています。

自衛官のなり手不足は陸上自衛隊や航空自衛隊でも懸念され、防衛省はことし10月から、新たに採用する現場自衛官の年齢の上限を「26歳」から「32歳」に引き上げるなど人材確保を進めています。