ラグビー サントリーV3王手 粘り強く守り我慢 トップリーグ

ラグビー サントリーV3王手 粘り強く守り我慢 トップリーグ
ラグビートップリーグでサントリーが、日本選手権の準決勝を兼ねた総合順位決定トーナメントの2回戦でヤマハ発動機を延長戦の末に破って、3連覇に王手をかけました。
サントリーとヤマハ発動機の試合は、ともに持ち味を発揮し25対25の同点で前後半の80分を終え、トップリーグで3年ぶりとなる延長戦に入りました。

延長戦は10分間のうち先に得点を挙げたほうが勝利するルールで、ペナルティーゴールでも試合が決まるため、お互いに反則をしないことを意識して攻防が続きました。

そして延長3分すぎにヤマハ発動機が高く蹴り上げたボールをサントリーの松島幸太朗選手がプレッシャーを受けながらも奪い、華麗なステップで大きく前進しました。

そこから連続攻撃をする中で、タックルした選手が相手から離れない「ホールディング」の反則を誘いました。

ここでサントリーはペナルティーゴールを選択し、キッカーで元オーストラリア代表のマット・ギタウ選手がおよそ40mのキックを決めて試合に決着をつけました。

サントリーは80分が終了した時点でヤマハの7つを上回る9つの反則をしていましたが、延長戦では粘り強いディフェンスで我慢し、巡ってきたチャンスを逃しませんでした。

サントリーの沢木敬介監督は「非常にレベルの高い試合で、ヤマハのようなエネルギーのあるチームに最後に反則をしないで我慢できたところは、次に向けて自信につながるゲームだったと思う」と振り返りました。

ヤマハ発動機の清宮克幸監督は「延長戦のあの状態でのサントリーのディフェンスの勇気、反則しないために規律を守る姿はすばらしかった」とたたえていました。

紙一重の戦いを制したサントリーは来週15日に秩父宮ラグビー場で行われる決勝で神戸製鋼と対戦します。