「早い者勝ち」鉄道の指定席居座り相次ぐ中国 初の拘留

「早い者勝ち」鉄道の指定席居座り相次ぐ中国 初の拘留
中国では鉄道などで「早い者勝ちだ」などと主張して他人の指定座席に居座る行為が社会問題となっているため当局が厳罰化に乗り出し、このほど初めて、座席を占拠した女性が5日間の拘留処分を受けました。
中国国営テレビが8日伝えたところによりますと、東北部の遼寧省を走る鉄道の指定席車両で今月3日、22歳の女性が他人の席に居座りました。

鉄道警察員が席を明け渡すよう説得を試みましたが、女性は「券はなくした」「早い者勝ちだ」などと言い張って席を譲ろうとしませんでした。

結局、鉄道警察はもみ合いの末、女性を強制的に下車させ、車内の秩序を乱したなどとして、5日間拘留する行政処分を科しました。

鉄道や航空機などで座席を占拠する行為をめぐってこうした処分が出たのは中国では初めてで、最近こうした行為が横行して社会問題になっているため、当局が厳罰化に乗り出したものです。

今回の拘留処分のニュースを伝えた国営テレビのキャスターは「居座りたいなら留置場の席をどうぞ」と皮肉を込めて締めくくりました。