韓国高速鉄道事故 急激な気温の低下でレールに問題生じたか

韓国高速鉄道事故 急激な気温の低下でレールに問題生じたか
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韓国東部で、8日朝、高速鉄道の車両が、出発してからまもなく脱線し、乗客14人が軽いけがをしました。鉄道公社は、急激な気温の低下でレールに問題が生じた可能性もあるとみて、事故原因を詳しく調べています。
8日午前7時半すぎ、韓国東部のカンヌン(江陵)からソウルに向かう10両編成の高速鉄道「KTX」の車両が、カンヌン駅を出発しておよそ5分後に脱線しました。

この事故で、前方の車両が隣の線路を塞ぐほど大きく横向きになったほか、後方の複数の車両が傾き、乗客およそ200人のうち、14人が、打撲などの軽いけがをして病院で手当てを受けました。

韓国鉄道公社は、気温が急激に低下したためにレールに問題が生じた可能性もあるとしていて、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会や警察とともに、原因を詳しく調べています。

カンヌンでは、8日午前6時の時点で氷点下7度7分を記録するなど、この冬いちばんの冷え込みとなっていました。

事故が起きた路線は、ことし2月のピョンチャン(平昌)オリンピックでカンヌンがカーリングやスピードスケートなどの競技会場になったことから去年12月に開通したものです。

韓国メディアは、開通からわずか1年ほどで起きた今回の事故について、「大惨事につながるおそれがあった」として、鉄道公社の安全対策に不備があったのではないかと指摘しています。

事故の影響で、KTXは、カンヌンからチンブ(珍富)までの区間で運休していて、通常運行に戻るのは10日の見通しです。