読み書きに困難 学習障害「ディスレクシア」シンポジウム 群馬

読み書きに困難 学習障害「ディスレクシア」シンポジウム 群馬
文字の読み書きに著しい困難を抱える学習障害、「ディスレクシア」について教育現場での課題を考えるシンポジウムが群馬大学で開かれました。
このシンポジウムは、群馬大学が「ディスレクシア」を研究する専門家を招いて学校の教諭や学生などを対象に開き、およそ180人が参加しました。

「ディスレクシア」は、知的な発達に遅れがないにもかかわらず、読み書きに著しい困難を抱える学習障害で、文部科学省の調査では、読み書きに著しい困難を示す児童・生徒は、およそ40人に1人に上ると推計されています。

シンポジウムでは、「ディスレクシア」の子どもが、小学3年生でローマ字を習うときに読み書きができず、つまずいてしまうことなど教育現場の課題について意見が交わされました。

この中で、「小学3年生でローマ字と英語をほぼ同時に学ぶことで混乱が起きている」とか、「学習障害について現場の理解が十分ではない」といった意見が出されました。

群馬大学大学教育センターの飯島睦美准教授は、「英語学習のつまずきが原因で不登校につながっているケースもあり非常に大きな問題だ。障害について知らない人も多いので、理解を広げていきたい」と話していました。