岩手医科大の入学試験と編入試験 文科省“不適切”指摘

岩手医科大の入学試験と編入試験 文科省“不適切”指摘
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盛岡市にある岩手医科大学が、ことし実施した入学試験と歯学部から医学部への編入試験で不適切な運用が疑われると文部科学省から指摘を受けたと発表しました。岩手医科大学によりますと、指摘されたのは、ことし1月の入学試験とことし2月の歯学部から医学部への編入試験です。
入学試験については、追加合格者51人の中に、不合格となった受験生より点数が低い受験生が1人含まれていて、優先的に合格させたのではないかと指摘されたということです。

大学側は、点数が低かった受験生も総合的な評価では合格基準に達しており、不正はなかったと説明しました。

また、歯学部から医学部への編入試験では、岩手医科大学の歯学部の出身者を募集要項に明示しないまま、優遇して、合格させたことが不適切だと指摘されたということです。

これについて大学側は、地域医療を支える観点から裁量の範囲内と考えていたと説明しました。今後は、外部の有識者を交えて検証したうえで、合格の判定基準などを示すとしています。

岩手医科大学の佐藤洋一医学部長は、「受験生などに心配をかけて申し訳ない。透明性ある公正な入試ができるよう体制を整えたい」と陳謝しました。