金沢医科大 推薦入試で北陸出身者に加点 文科省”不適切”

金沢医科大 推薦入試で北陸出身者に加点 文科省”不適切”
石川県の金沢医科大学が去年実施した推薦入試で、募集要項に明示しないまま北陸3県の出身者などに加点し、文部科学省に不適切だと指摘されたと発表しました。
金沢医科大学によりますと、去年11月に実施した特別推薦入学試験、AO入試で募集要項に明示しないまま石川、福井、富山の3つの県の出身者などに有利になるよう加点し、先月、文部科学省から不適切だと指摘を受けたということです。

大学によりますとAO入試で、北陸3県の高校の卒業生や金沢医科大学の出身者の子ども、それに現役と一浪の受験生に、最大で20点上乗せしていたということです。

また、編入学試験で北陸3県の高校の卒業生などに加点していたほか、一般入試の補欠合格者では年齢が低い受験生を優先していたということです。

こうした対応で合格ラインに達しながら不合格となった受験生は昨年度、AO入試と編入学試験で少なくとも合わせて8人いたほか、一般入試については調査中だということです。

大学は、受験生が入学を希望する場合には受け入れる予定だと説明しました。

金沢医科大学は今後は、こうした加点は行わないとしていて、神田享勉学長は「公平性が重要な入学試験で、不適切だと指摘を受けたことは受験生や社会の信頼を失うものであり、深くおわび申し上げる」と謝罪しました。