「世界遺産センター」完成1年遅れに 五輪影響で 群馬

「世界遺産センター」完成1年遅れに 五輪影響で 群馬
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世界遺産に登録されている群馬県の富岡製糸場の近くに来年のオープンを目指していた観光施設について、東京オリンピックに向けた建設ラッシュの影響などで施設の完成が1年遅れる見通しとなりました。
群馬県は富岡製糸場が世界遺産に登録されて5年となる来年3月、富岡市が改修を進める明治時代のレンガ倉庫の中に観光拠点となる「世界遺産センター」をオープンする予定でした。

しかし、7日に開かれた群馬県議会の委員会で県の担当者は、2020年の東京オリンピックに向けた建設ラッシュの影響で資材の調達に時間がかかることなどから、センターの完成が1年遅れて2020年3月になる見通しになったと説明しました。

富岡製糸場を訪れる観光客は、世界遺産に登録された平成26年度の130万人余りから昨年度は63万人余りに落ち込み、コンピューターグラフィックスで操業当時の様子を再現したり貴重な資料を展示したりするセンターは地元で観光の新たな核になると期待されています。

富岡市拠点整備課の森田昭芳課長は「オリンピックでこのような影響を受けるとは本当に予想外です。しかたないことかもしれませんが、残念です」と話しています。