パリで大規模デモに備え シャンゼリゼ通りの店には鉄板

パリで大規模デモに備え シャンゼリゼ通りの店には鉄板
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フランスでマクロン政権に対する抗議行動が続くなか、パリでは週末に呼びかけられている大規模なデモを前に、観光名所のシャンゼリゼ通りの店がショーウインドーを鉄板で覆うなどの備えを進めていて、デモに乗じた破壊行為などへの懸念が広がっています。
フランスでは、来月から予定されていた燃料税の引き上げへの反発をきっかけに、マクロン政権に対する抗議行動が全国に広がり、今週末もパリで大規模なデモが呼びかけられています。

観光名所のシャンゼリゼ通りや凱旋門の周辺では7日、デモに乗じた暴力や破壊行為に利用されないよう工事現場の資材が取り払われたほか、多くの店でショーウインドーを分厚い板や鉄板で覆う様子が見られました。

このうち、携帯電話を扱う店の店主は、「メディアの報道では、この土曜日は、さらにひどくなるということで暗黒の土曜になりそうです。ショーウインドーを保護します」と話していました。

マクロン政権は、全国に8万9000人の治安部隊を配置して警戒にあたることにしていて、カスタネール内相は7日、「暴力には一切容赦しない」と述べ、暴力行為を徹底的に取り締まる考えを示しました。

パリでは、ルーブル美術館やエッフェル塔など多くの美術館や観光施設が8日の閉館を決めているほか、中心部にある主なデパートも閉店することにしています。

現地の日本大使館は、デモや集会が予定されている場所には近寄らないよう呼びかけています。