岩手医科大 医学部への編入試験で「不適切」 文科省が指摘

岩手医科大 医学部への編入試験で「不適切」 文科省が指摘
盛岡市の岩手医科大学で、ことし2月に実施した医学部への編入試験で、文部科学省から岩手医科大学の出身者を優遇して合格させたとして、不適切だと指摘されていたことがわかりました。大学は8日記者会見を開いて経緯を説明することにしています。
岩手医科大学によりますと、ことし2月、歯科医師免許がある人などを対象にした医学部への編入試験で、募集要項に明示しないまま岩手医科大学の出身者を優遇し合格させたとして、文部科学省から不適切だと指摘されたということです。

試験は学科試験や小論文、それに面接で行われ、34人が応募し7人が合格しましたが、このうち3人が岩手医科大学の出身者でした。

文部科学省の指摘について岩手医科大学の入学試験の担当者はNHKの取材に対し、募集要項の出願資格に『卒業後に付属病院や関連病院で6年以上勤務する』という条件を付けており、「岩手にゆかりがあるかなどは重視した」と説明しています。

その理由について「評価が近かった場合に、地域医療のために県内に確実に残ってくれそうな受験者を選抜するために総合的に判断したもので、私立大学では裁量の範囲内だと考えていた」と話しています。

岩手医科大学は8日、記者会見を開いて経緯や見解を説明することにしています。