日産 15万台リコールへ ブレーキ性能検査で不正

日産 15万台リコールへ ブレーキ性能検査で不正
検査データの書き換えなど、不正が相次いでいる日産自動車は、出荷前に行うブレーキの性能などの検査で新たに不正が行われていたとして合わせて11車種、およそ15万台のリコールを国に届け出ると発表しました。
日産の発表によりますと、国内にある2つの工場で出荷前に行われていたブレーキやハンドルの性能など、6つの項目の検査で不正が行われていたということです。

リコールの対象となるのは、「ノート」、「リーフ」、「ジューク」などの合わせて11車種のうち、去年11月7日からことし10月25日までに製造されたおよそ15万台です。

日産は、ことし9月に再発防止策を報告書にまとめ、国土交通省に提出していましたが、その後も不正な検査が続けられていたことになります。

日産の本田聖二常務執行役員は「一連の問題で、皆様をお騒がせして改めておわびします。これでうみは出し切ったと思っている。風通しのよい職場づくりや適切な投資を行って、再発防止に努めていきたい」と話しました。

日産の一連の不正検査で去年10月以降、リコールの対象となった車は今回の発表分を含め、およそ130万台にのぼり、管理体制が厳しく問われています。

また、日産ではカルロス・ゴーン前会長が有価証券報告書にみずからの報酬を少なく記載していたとして、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されていて、社内のチェック体制が十分でなかった実態も明らかになっています。