防衛省 土砂運搬船を辺野古の現場海域に入れる

防衛省 土砂運搬船を辺野古の現場海域に入れる
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、防衛省は、埋め立てに使う土砂を積んだ船を7日午前、工事が行われている辺野古の現場海域に入れました。これによって土砂の投入に向けた準備は最終盤を迎え、国と移設に反対する沖縄県との対立は、一層激しくなることが予想されます。
普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり、政府は来週14日にも埋め立て予定地への土砂の投入を始める方針で、防衛省は土砂を船に積み込む作業を名護市安和にある民間の桟橋で続けてきました。

そして、土砂を積んだ船など5隻を、7日朝までに沖縄本島の西側にある民間の桟橋から島の東側の辺野古沖に移動させ、午前8時半ごろ、工事が行われている現場海域に入れました。

5隻は立ち入り禁止区域を示す「フロート」の一部が開かれると、1隻ずつゆっくりと入っていきました。

その後、土砂を積んだ船が現場海域に入ったことを知った移設に反対する人たちが「フロート」の近くまで船で行き、抗議活動を行っていました。

防衛省は5隻を現場海域に停泊させるなどし、14日にも土砂を陸地に移して埋め立て予定地に投入する予定で、準備作業は最終盤を迎えたことになります。

一方、移設に反対する沖縄県は作業を停止するよう求めていて、国と沖縄県との対立は一層激しくなることが予想されます。

ゲート前でも抗議の声

沖縄県名護市辺野古の埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍基地のゲート前では、7日も午前中から移設に反対する人たち10人ほどが集まり抗議の声をあげていました。

沖縄県読谷村の60代の男性は「移設に反対する沖縄の民意を無視して工事を推し進めるのは非常に残念で悔しい。観光資源である海を壊す工事は直ちにやめてほしい」と話していました。

兵庫県から来たという60代の男性は「無理やり工事を進めるのはやめて、話し合いで解決してほしい」と話していました。