サウジ政府 米大統領所有ホテル500室予約 利益供与か 米有力紙

サウジ政府 米大統領所有ホテル500室予約 利益供与か 米有力紙
アメリカの有力紙は、サウジアラビア政府がおととしのアメリカ大統領選挙直後にトランプ大統領がワシントンに所有するホテルの500室を押さえ、ロビー活動に使っていた可能性があると伝えました。議会からはトランプ大統領に対する利益供与に当たるとして追及が強まる可能性があります。
有力紙「ワシントン・ポスト」は5日、サウジアラビア政府がおととしのアメリカ大統領選挙の直後の3か月間に、ロビイストを通じてトランプ大統領がワシントンに所有するホテルの合わせて500室を予約していたとみられると伝えました。

これらの部屋に宿泊したのは、全米各地の退役軍人で、ロビイストから無料でワシントンに行くことができると説明を受け、サウジアラビアが反対していた法律に関するロビー活動に従事したということです。

宿泊費や飲食費として27万ドル(3000万円以上)がトランプ大統領のホテルに支払われましたが、宿泊した退役軍人の中にはサウジアラビア政府が負担していることを知らされていなかった人もいたということです。

トランプ大統領は、サウジアラビアのジャーナリストが殺害された事件で、ムハンマド皇太子を擁護する姿勢を鮮明にしたことから、議会からはサウジアラビアとの関係を問題視する声が相次いでいて、ホテルをめぐる疑惑が利益供与に当たるとして追及が強まる可能性があります。