「米製自動車輸入拡大を」日米貿易協定の交渉前に 米の公聴会

「米製自動車輸入拡大を」日米貿易協定の交渉前に 米の公聴会
アメリカで貿易問題を調査する独立機関は、来年1月にも、日米の貿易協定の締結に向けた交渉が始まるのを前に公聴会を開きました。この中で自動車業界の労働組合は、日本の自動車市場は閉鎖的だと訴え、アメリカ製の自動車の輸入拡大を求めました。
日米2国間の貿易協定の締結に向けた交渉が、来年1月にも始まるのを前に、アメリカの独立調査機関である国際貿易委員会は6日、国内の産業界の意見を聞くため公聴会を開きました。

この中で、アメリカの自動車業界の労働組合の幹部は、「自動車は日本に対する貿易赤字の大きな要因になっている。日本の閉鎖的な制度によって外国メーカーが日本で販売を伸ばすのは難しくなっている」と述べ、アメリカ製の自動車の輸入拡大に向けて、非関税障壁の撤廃を実現するよう求めました。

そのうえでこの幹部は「歴史的に見て、日本政府は自動車を安くするため、繰り返し為替市場に介入することをいとわなかった」と述べ、自国の輸出に有利になるよう通貨安に誘導してきたと日本の為替政策を批判しました。

このほか、乳製品の業界の幹部は、「日本との交渉はとても重要で、業界の利益のためにさらに取り組まなければならない」と述べ、今度の日米の交渉では日本が過去に各国との貿易協定で譲歩した内容を上回る成果を追求すべきだと訴えました。