“ゲノム編集で双子誕生” 研究者「批判かまわない」

“ゲノム編集で双子誕生” 研究者「批判かまわない」
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中国の研究者が「ゲノム編集」で遺伝情報を書き換え、双子が産まれたと主張している問題で、この研究者がことし10月に、別の研究者に「年末までに重要な論文を発表する。ヒトに応用することが重要で、批判されてもかまわない」などと話していたことが分かりました。
中国の南方科技大学の賀建奎准教授は11月、ゲノム編集でヒトの受精卵の遺伝情報を書き換えて、双子が産まれたと主張し、中国当局は「法や規則などに違反している」と指摘して、活動の停止を指示しています。

この問題をめぐって、賀准教授が公にする前、4回にわたって面会した生命倫理の専門家、アメリカ・スタンフォード大学のウィリアム・ハールバット教授が5日、NHKの取材に応じました。
ハールバット教授によりますと、賀准教授は去年1月に「動物の受精卵でゲノム編集を行う計画がある」と話し、ことし10月には「年末までに重要な論文を発表する。ヒトに応用することが重要で、批判されてもかまわない」などと話したということです。

ヒトの受精卵でゲノム編集を行うとは言わなかったということですが、ハールバット教授は「賀准教授は科学の知識はあったが、自身の行為によって引き起こされる問題を自覚していなかったのではないか」と話しています。