CO2排出量 2.7%増の見通し 研究グループが発表

CO2排出量 2.7%増の見通し 研究グループが発表
k10011736541_201812061111_201812061113.mp4
地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP24」に合わせて、世界各国の科学者で作る研究グループは、ことしの世界全体の二酸化炭素の排出量が前の年に比べて2.7%増えるという見通しを発表し、各国に対策の強化を呼びかけています。
アメリカや日本など世界13か国のおよそ80人の科学者などで作る研究グループは5日、石炭や石油などの利用による世界全体の二酸化炭素の排出量について、ことしの見通しを発表しました。

それによりますと、ことしは371億トンに上る見通しで、前の年よりも2.7%増えるとしています。このうち、世界最大の温室効果ガス排出国の中国は4.7%、2位のアメリカは2.5%、そして排出量が増え続けているインドは6.3%と、主要な排出国は軒並み増える見通しです。

研究グループは、経済成長に伴うエネルギー需要の増加が背景にあると指摘していて、二酸化炭素の削減につながる再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率の改善が追いついていないと分析しています。

この研究成果は、ポーランドで開かれているCOP24に合わせて発表され、各国が地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」のルール作りで合意を目指す中、対策の強化を呼びかけています。