米のエルサレム首都認定から1年 パレスチナ側が抗議集会

米のエルサレム首都認定から1年 パレスチナ側が抗議集会
k10011736471_201812061011_201812061033.mp4
アメリカのトランプ大統領が国際社会の反対を押し切って中東のエルサレムをイスラエルの首都と認定してから1年になります。パレスチナ側は依然強く反発していて、中東和平交渉の再開が絶望的になる中、抗議集会が開かれました。
トランプ大統領が中東の長年の係争地であるエルサレムをイスラエルの首都と認定してから、6日で1年になります。

これに対しエルサレムを将来樹立する国家の首都と位置づけるパレスチナ側は、依然強く反発していて、パレスチナ暫定自治区のガザ地区では5日夜、抗議集会が開かれ、数百人が参加してトランプ大統領の写真を燃やすなどして気勢を上げました。

参加者の1人は、「トランプの決定は無効であり、聖地エルサレムはイスラム教徒とパレスチナ人のものだ」と怒りをあらわにしていました。

パレスチナ各地で続く抗議デモに対し、イスラエル軍は実弾も発砲して抑え込みを図っていて、この1年間で286人のパレスチナ人が死亡しています。

トランプ政権がパレスチナ難民への支援を打ち切るなど、イスラエル寄りの姿勢をさらに強めているのに対して、パレスチナ側はアメリカとの外交関係の断絶に踏み切っていて、中東和平交渉の再開は絶望的な状況に陥っています。